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[12/23] TJ-SSF ルーイでの別れとバンコク観光part2

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 その日の朝は、少し憂鬱でした。なぜなら TJ-SSF 最終日で、ルーイ校のみんなと別れなければならなかったからです。朝起きて、朝ごはんの弁当を取り、昨日の夜寮母さん(多分)に怒られないように気を付けながらみんなで話した場所で朝ごはんを食べながら談笑しました。少しずつ時間が近づいていく中、タイの学生、熊本高専の学生でわかれてお礼の準備をしていました。僕たち男子はビデオレターを作って、女子は扇を用意してくれて、それに名前を書いて送りました。タイの学生からは、手紙とタイのお菓子やキーホルダーなどをもらいとてもうれしかったのですが、とても寂しかったです。先生を乗せたバンが来るまで、タイ語を教わったり、写真を撮ったりして、先生たちがトラブルに合わないかなと冗談を言いながら楽しい時間を過ごしました。彼らは、とてもフレンドリーで、英語が聞き取れなくても何回も言ってくれて、僕は人の温かみに触れることができたと思います。それに触発されて人にやさしくしようと思うほどです。先生たちがバンとともにきて、別れるとなった時、タイの学生のみんなが泣いてくれてとてもうれしかったし僕自身も涙が出そうになりました。普段とてもクールで優しい Tong が目を潤わせていたのがとても印象に残っています。  そうやって別れた後は、飛行機に乗ってルーイからバンコクに移動しました。正直あまり記憶がありません。眼鏡を取られたことは覚えています。(勘違いでした)バンコクでは二つのグループに分かれて、荷物を預けた後、行動しました。僕たちのグループは、空港近くの寺に行って、チャトチャックのマーケットに行きました。お寺は工事中の部分もありましたが、とてもきれいでした、スイレンっぽい花を見れたのがとてもよかったです。チャトチャックに行く途中、物乞いの人を見たり、バスの切符のシステムに触れたりして、日本との違いに触れることができてよい経験になったと思います。  チャトチャックについてからまず初めに思ったのは正直空気の汚さです。コンタクトをしていたのですが目がシャバシャバのシャバでした。そこではオレンジジュースしか飲まなかったのですが、 わけわからん位おいしかったです。偽物のブランド品を見ながら、僕は、みんなへのお土産を買いました。お店の人も優しくて、選んだ品を持っていてくれたり、展示されているものの、新品を持っていてくれたり

[12/22] タイでの一生忘れない思い出

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午後の活動の始まりはフィールドトリップから学んだことを自分たちでまとめて発表するプレゼンだった。 4つのグループに別れてフィールドトリップのプレゼンの準備をした。この活動で思ったのは、タイの学生たちは、短時間でプレゼンを作るという作業になれているようで、プレゼンがとてもハイクオリティーだった。日本では、修学旅行に行ったあとなどは、感想を書くだけのことが多いので、短時間でプレゼンをするというグループ活動はとても新鮮だった。この活動は日本にも取り入れるべきだなと感じた。 その後、私たちはfarewell partyでタイの学生と共同パフォーマンスをするためにタイ・ルーイの伝統衣装を着た。タイの人にメイクをしてもらった後、鏡を見て見たらいつもしないメイクで違和感がありすぎて笑ってしまった。あまりにも笑いすぎてタイの学生にめちゃめちゃ心配された。タイの人の心の優しさを感じた。そこで感じたのは、日本人には日本人に合ったメイクや衣装があって、タイ人にはタイ人にあったものがある。今回はその境目を超えて普段しない経験ができたことがとても嬉しかった。それも、午前中にはタイダムビレッジの伝統衣装も着ていたので、一日に2度も他国の伝統衣装を着るという非常に貴重な体験をすることが出来た。 いざ、本番。私たちはくまモン音頭とタイの学生との共同パフォーマンスをした。 くまモン音頭では、まず想像以上に会場が盛り上がってくれた。タイの人達は結構くまモンを知っていて最初のくまモンの紹介からとても盛りあがっていた。くまモン音頭を踊りだして、会場のみんなと一緒に踊ろうとした時、会場は大盛り上がりで、とても嬉しかったし、楽しかった。タイの学生との共同パフォーマンスでは、前日に練習しただけで、本番の時はダンスをほぼ覚えていなかったが、いざステージに立つと体が自然と動いた。本番前、私が大丈夫かなと不安になっているとタイの人達は必ず「ミスしても気にしなくていい、笑っていればいいよ!楽しんでいこう!!」と言ってくれて、緊張がほぐれた。タイの人たちのこういう考え方がすごく好きだなと思った。 1番にほんと違ったのは閉会式の最後だ。閉会式が終わったあと、音楽が流れ会場にいたみんなが踊り出した。まるでお祭りみたいで、学生も先生たちもみんなで踊って、今日で最終日ということを忘れるくらい全力ではしゃいだ。本当に楽しかった。曲

[12/22] フィールドトリップ

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今日はフィールドトリップがありました。 起床後いつも通り食堂で朝食を食べ、いくつかのグループにわかれ、私はタイダムビレッジという村に行きました。バスは二階建てで日本だったらありえない段差の階段で上に乗りました。バスの中はタイの音楽が流れてて装飾もめっちゃタイって感じでした。 30分ぐらいしてタイダムビレッジに到着しました。結構小さめの村でした。村長からの挨拶があり、その後村民のみんなのダンスがありました。そのとき、村のおばあちゃんが私たちにダンスをお教えてくれて現地の人とTJに参加しているみんなで一緒に踊りました。とても楽しかったです。みんなで踊りました。その村だけの踊りもあって面白かったです。 その後、私たちは三つのワークショップに参加しました。一つ目に藍(?)染です。タイの植物を使って、みんなで一枚の真っ白な布をデザインしました。そして、一人一束ずつ藍(?)染体験をしました。草の名前は難しくて覚えていませんが、草で布を染める作業で爪が青くなりました。楽しかったです。二つ目に機織りです。機織りプロタイ人の方にタイ式機織りの仕方教えてもらい、実際に体験しました。思っていた以上にとても難しかったです。三つ目にキーホルダー作りをしました。とても簡単に作れて可愛かったです。      ワークショップ後普通に村の観光しようと思っていたら、村のおばあちゃんが私たちを衣装部屋のようなところに連れて行ってくれて、タイダムの伝統衣装を着せてくれました。タイダムの伝統衣装は、黒色が一番人気で、生地は少し硬くしっかりとしていました。とても綺麗でした。みんなそれぞれ半袖だったり長袖だったり、黒だったりピンクだったりさまざまな衣装を着せていただいて本当に嬉しかったです。フィールドトリップにきているほかのみんなはそんなことしてなかったので何だかラッキーだったなと思いました。素敵な体験がたくさんできて嬉しかったです。  

[12/21] サイエンスアクティビティーと天体観測

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昼食を取った後、2つのアクティビティーに参加しました。 1つ目はサイエンスアクティビティーです。サイエンスアクティビティーには「Aluminum Foil Boats Float」、「Chemical Powered Car」、「Fish Karyotype Test」、「Lego Bridge」、「Rescue Equipment」の4つの活動があり参加したい活動を1つ選びます。 私は「Lego Bridge」を選びました。レゴブロックを使って、長さ1m以上の強い橋を作る活動です。タイの学生がどんどんアイデアを出している中、日本の学生はアイデアを英語で表現することが難しく、思うように活動を進めることができませんでした。しかし、レゴブロックとジェスチャーを交えながらアイデアを共有し、なんとか自分たちのアイデアを伝えることができました。タイの学生も優しくアイデアを聞いてくれたので安心して活動ができました。自分のアイデアが伝わった時、英語は伝えようする気持ちが大事だと感じました。橋を伸ばす人、橋脚を作る人で役割分担をすることでなんとか時間内に橋を完成させることができました。完成した橋には平らな橋、扇状の橋、細い橋など様々な橋がありました。橋が完成した後は橋に重りを乗せるのですが、私たちの作った橋は重りを2つ乗せた時に倒れてしまいました。他のチームには10個まで重りを乗せることができたチームもあり、10個乗った時は会場全体が盛り上がりました。私たちは重りを載せている途中で橋が倒れてしまいましたが、一緒にものづくりをしたことによる友情も出来上がり、とても楽しい活動になりました。   2つ目は天体観測です。天体観測では3つのスポットがありました。 1つ目のスポットは星座早見盤や天体観測アプリを使った星座講演です。講師の方はタイ語で説明していましたが、近くに座ったタイの学生が分かりやすく説明してくれたので理解することができました。日本では見えない星座も観測することができて楽しかったです。 2つ目のスポットは双眼鏡を使った月の観測です。みんなで地面に横になって双眼鏡を使って月を観測しました。双眼鏡の個数が少なく近くの人と共有していたのですが、その際、タイの学生と仲良くなりました。みんなで地面に横になることなんてないので青春のようなロマンチックな時間を過ごすことができました。 3つ

[12/21] いざ、口頭発表

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朝6時に起床しました。とうとうこの日が来てしまったと、寝起きから緊張して落ち着いていられませんでした。なぜなら今日は口頭発表があるからです。慣れない研究を頑張りタイに来た私たちにとって一番のビッグイベントです。  私は前日の、というか今日のA.M.3時ごろまで発表の原稿を練っていました。緊張と不安で寝付けなかったのもあります。そのせいで今朝は正直寝不足でしたが、寝てる場合ではないのです。  眠い目をこすって制服に着替え、会場に向かいます。早朝の空気は少し冷たくて澄んでいました。  会場は教室の一室を借り、前方には大きなスクリーンとパソコン、司会者席が見えました。会場内には椅子が40席ほど並び、テレビ局のような大きなカメラも構えてありました。続々と発表者が入ってくる中で、私の胸は高鳴り、それとともにあくびが止まりませんでした。  いざ口頭発表イベントがスタート!  トップバッターから堂々たる発表が続き、ハードルが上がっていきます。質疑応答には難しい専門的な質問が飛び、それにきちんと返せていることにもレベルの高さがうかがえました。発表者も質問者もコメントする専門家の方もみんな英語が流暢で、私は聞き取るのがやっとです。  そしていよいよ私たちの順番が回ってきました。  タイミングを見計らったように同校のみんなが会場に入ってきて、発表を見られるのは少し照れ臭く、内心は「見ないでくれー!」と叫んでいました。  私たちの研究は、“倒立振子型対向二輪ロボットの製作”です。  セグウェイなどを思い浮かべていただけると分かるように、二輪ロボットは本質的に不安定で、制御なしで自立することは不可能です。そこでロボットの傾きをリアルタイムで検知し、ホイールのモーターにフィードバックすることで倒立を維持します。今回の研究はPIDによる制御アルゴリズムを確立するというものでした。  製作したロボットを持参して、発表を始めます。  前に出たら緊張というより、上手くプレゼンしなければという使命感の方が強くありました。英語での発表はとても難しく、聞いている人に正しく伝わっているのか心配になります。  と、発表を進める中で、トラブルが起きました。それはプレゼンのスライドが勝手に進んでしまうことです。頭が真っ白になりました。慣れない環境で発表したのも原因にあるかもしれません。手元のリモコンの感度が良すぎ

[12/20] みんなと仲良くなれたWelcome Dinner

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午後6時からはWelcome Dinnerがありました。 昨日からずっとルーイの皆が「ウェルカムディナーは楽しい時間になるよ!」と言っていたので、楽しみでした。 王女様へのプレゼンテーションとポスターセッションは立ちっぱなしだったので疲れていましたが、会場に着くと綺麗な飾り付け・ライトアップが見れて楽しい気持ちになれました。 ディナーの私の席は私以外タイの子だったのでびっくりしましたが、積極的に話しかけることが出来ました。  ディナー前、王女様を待っている時間やポスターセッションで色んな人と英語で話さなければいけなかったので、それが英語で話す練習になりました。 自分から話しかけて、同席の子と友達になれたことに自分でもびっくりしています。 メニューはパクチーの料理と、異常に辛いソースと、青いお米と、スープや魚でした。デザートにはとうもろこし入りタピオカがありました。タイ北部の料理だったらしく、席のタイの子たちも食べなことがないと言っていたので、食べることができて良かったです。 ステージはルーイの音楽とダンスなどのパフォーマンスがあって、キラキラしたダンスがタイらしくてすごいと思いました。最後は皆で会場周りをダンスしながら回りました。 タイの子が横で手の動きを教えてくれて、タイダンスを習得しました!クラスで広めようと思います。 1番最後には熊本高専生とタイの子たちで円になって踊りました。最初は5人くらいの輪だったけど、だんだん増えていってその場の全員で踊れてすごく楽しかったです!! 色んな人と写真もたくさん撮れました。 みんなともっと仲良くなれたと思います! 疲れた王女様へのプレゼンテーション、ポスターセッションでしたが、1日の最後に楽しい思い出ができて最終的にとてもいい1日になりました。 すごく楽しくて最高のパーティーでした!!

[12/20] 学びの多かった、王女様の前での発表とポスターセッション

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 今日は開会式、王女様の前での発表、ポスターセッション、ウェルカムディナーという予定でした。 今日はタイの王女様(シリントーン様)が来られるからか、5:00からコロナウイルスの検査、6:00からはボディチェックがあり、とても健康的な起床でした。えげつないほど眠かったです。 私たち(光永と村﨑)は、王女様の前で発表することになっていたので、みんなとは別行動でした。 図書室前の廊下に8組分のポスターが飾られてあり、朝ご飯を食べた後、そこに向かいました。打ち合わせは前日にありました。 原稿も準備して、飛行機で読む練習もして、だいたい覚えて、だいぶ準備万端!とか思っていました。 が、 その時、事件が起きました。 '''ポスターが違う''' ポスターは自分たちで準備して持っていくことになっていましたが、今回私たちは王女様の前で発表するということで、あちらの方で準備してくれる、ということになってました。 事前にその日に使うポスターをメールで送っていたのですが、前日の打ち合わせで見たのは、夏休みに提出したポスター。 夏休みに提出したものを修正して、それで練習をしていたためすごく焦りました。また、分かりやすいように図とかも付け加えていたので、それが使えなくなったのがすごく辛かったです。 結局、そのままのポスターで発表することになり、ちょっと悔しい思いをしました。 準備してくれるからといって、準備しないのはダメです。もし、私たちと同じ状況になっても、ポスターは絶対に自分で用意しましょう。 打ち合わせでは、こんなことを言われました。 ~~~~ May It Please Your Royal Highness,. My name is....... and my name is......... . We would like to present my project entitled, "(タイトル)”. ~~~~ これで始めて、 ~~~~ May It Please Your Royal Highness. ~~~~ これで終われ。 正直、これを覚えるのも大変でした。 本番まですごく時間があったので、待ってる間は青森の八戸高専の方と話をしてました。タイからの留学生がおり、いろいろと教えてくれました。 「タイ人は暇つぶしはゲ